山下くに子 / 晴れ、時々、わたし

Vol.14 心底リラックスしたいときには、 インストルメンタルがおすすめ。[ココロの隠れ家]

 「自分はややジコチュー=自己中心的である。イエスか、ノーか…。」ほぼイエスですか? こういう質問に迷うあなた…、いい人ですね…。日常生活に追われる日々にいると、他人のことを思いやる余裕はどこかに行きがちですもんね。

 でも、大丈夫。音楽好きの人には、相手のことを理解しようという気持ちが基本的に備わっているんです。いえ、音楽を聞く人ならすべて…と言ってもいいかもしれません。なぜ?…というのは、音楽を聴いている時、歌詞が入っていると、その歌詞の内容を理解しようと脳は自然にがんばってしまうのだそうです。基本的に、自分に投げかえられたものは理解しようという姿勢が備わっているわけですよね。えらいぞ、音楽脳。

 だから反対に言えば、心底リラックスしたいときには、歌詞がない方がいいのだそうです。ということで、今回はインストルメンタルをチョイス!リラックスといえばヒーリング・ミュージックですが、その代表的存在が、シークレット・ガーデン。ノルウェーの男性とアイルランドの女性バイオリニストのデュオです。旋律とハーモニーの美しさに加えて、深い森や青い湖といった情景が浮かぶサウンドとして定評があります。最新作の「アースソングス」は厳密に言えばインストルメンタル中心のアルバムで、ボーカル入りの曲もありますが、それがまた崇高な感じでいいの…。おまけに、トリノ五輪のエキシビジョンで荒川静香が滑って以来、ケルト・サウンドは注目の的。音で「清楚」を表現するとこんな感じではないのかしら。

 反対に華やか感覚なら、絶対こちら。女子十二楽坊のベスト盤です。5年前の2003年に彗星のごとく登場したときには夢中になって聞いたけど、最近、なんかご無沙汰…という人も多いはず。かく言う私も、メンバーの音楽性の高さは認めつつも、なんか流行に乗せられているようで躊躇している部分があったのですが、これなら納得。オリジナルから、ヒット曲のカバーまでを、ファンの投票で選曲しているんですから、ハズレがありません。やはり「世界に一つだけの花」と、スピード感のある代表曲「奇跡」はマスト・アイテムですもんね。

 女子十二楽坊でエキサイトしたら、そのままの気持ちで突入したいのが、アコースティック・ギター・デュオのゴンチチのアルバムです。ポップな雰囲気が人気ですが、和風のジャケットを着たニューアルバムはかなり繊細なサウンド。明るく癒されたいなら、コレが一番です。悩み事がなんだか小さく小さく思えてきますよ〜。それに、このタイトルがいいじゃないですか。「我流一筋」。自分を押し通しているようで、二人のコンビネーションは絶妙というところが、なんとも大人のスタンスなんですけどね。

 考えて見れば、他人を理解するのも難しいけど、自分のことを理解する方が難しいものね。我を通すのも、自分へのアプローチのひとつなのかも…。まぁまぁ、いろいろ、あーだ、こーだといっておりますが、言いたいことはただひとつ。連休中のロングドライブは、運転に集中するために、お供の音はインストルメンタルでどうぞ。



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