山下くに子 / 晴れ、時々、わたし

Vol.15 さあ、いい風をつかまえよう!風を感じれるサウンド。[ココロの隠れ家]

 風薫る5月です。ほんと、さわさわと木々を揺らす風が心地よく感じられる時期になりました。どう? 風、感じていますか?

 科学的に言えば、風は空気の動き。でも感覚的に言えば、風は何か新しいものを運んできてくれたり、マンネリになっている自分を励ましてくれる機動力に感じませんか?そこで、風を感じられるようなサウンドを…。

 優しい風でハートをくすぐられるような、ついでに耳の中もくすぐられているような気分になるのが、エルディッサのサウンド。「誰、それ?」 はいはい、私もそうでした、この間まで…。軽自動車のCM曲に使われている、あのビージーズの名曲「ステイン・アライブ」を歌っているのがエルディッサです。肩の力をスッと抜いてくれそうなボサノバ・サウンドに問い合わせが殺到したそう。輸入盤しかなかったのですが、このたび国内盤登場! 同じ買うならやっぱり日本語の解説がついてないとイヤッという私みたいな人は嬉し涙です。おまけに、アバ、アース・ウィンドウ&ファイヤーといったダンス・フロアの名曲をボサノバにアレンジしたカヴァー盤で、つくば博をリアルタイムで知る世代には、またもや嬉し涙…。ちなみに、エルディッサは、フランスのプロジェクト・ユニットです。

 風といえば、リュ・シウォンの新作のタイトルは、ずばり「アジアン・ブロウ」。Blowは「風が吹く、風で動く」といった意味ですから、大きな風の流れを象徴するタイトルですよね。実はワタクシ、「冬のソナタ」にハマリ切れず、韓流ブームにかなり出遅れ、リュ・シウォン=イケメン俳優の概念に凝り固まっておりましたが、偶然聞いたサウンドに愕然。「え、リュ・シウォンなの?すご〜い、いいっ!」と180度方向転換。韓国ポップスも聞くようになりました。甘さと軽さと優しさで、気持ちのいい五月晴れの休日にほおばるソフトクリームみたいなサウンドです。

 身も心も気持ちいいと活力が湧いてきますが、そこに脳力を伸ばすモーツァルトで、自分自身の中に新風を吹き込みましょう。モーツァルト生誕250周年の今年はいろいろなアルバムが出ていますが、お勧め盤のひとつがこれ。バイオリニストの葉加瀬太郎が「もし、彼が今の時代に生きていてライブをやったとしたら、こんな選曲、曲順になるんじゃないか」というコンセプトで作ったアルバムです。葉加瀬がモーツァルト気分で演奏しているから、聞いてるこっちは、おほほほ、貴族の気分です。もちろん、葉加瀬ならではのポップ・アレンジのトラックも魅力ですよ。

 さぁ、風を感じて。そして、いい風をつかまえて!いつもがんばっているあなただから、流れにのって、たまには近道してもいいんじゃない?



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